Bちゃんが腎臓サポート食に首をふるようになった翌日から日本に一時帰国をしていました。
留守中にお世話をお願いしたナンシーさんは、毎日テキストメッセージで様子を連絡してくれていました。あの手、この手でBちゃんに食べさせていること、食欲はないけれどご機嫌にしていること、そしてちょうど1週間、それまで活動的だったBちゃんが突然、立ち上がれなくなって朦朧となってしまったこと。
すぐに入院となり輸液等の処置をしてもらい、持ち直してくれると信じていたのですが、検査の数値は非常に悪く、末期の腎不全でした。
この危機を乗り越えたとしても、また悪化するのは目に見えているとのことで、ナンシーさんの胸に抱かれて、8月29日に永遠の眠りにつきました。
いつもよりずっと短い一時帰国でしたので、まさか2度とBちゃんに会えないとは夢にも思わず、ちゃんとしたお別れもせず気軽にナンシーさんに預けてしまいました。
とても元気そうにみえていたのですが、Bちゃんの腎臓は悲鳴をあげていたのです。腎臓サポートの缶詰を突然食べたがらなくなったのは、体調悪化のサインだったのでしょう。
腎不全の恐ろしさをしっかりと理解し、もっともっと細心の注意を払い、すぐに病院に連れて行ってあげていたならと思うと、Bちゃんに申し訳ない思いでいっぱいで後悔してもしきれません。
元の飼い主さんから引き取って、たったのひと月でした。少しでも楽しい時間を過ごしてもらえたのでしょうか...
小さな小さなBちゃんが、さらに小さくなってしまいました。
遅すぎるのは重々承知ですが、Bちゃんは、らりぃの弟として『◯◯◯ びぃ』となりました。虹の橋のたもとで再会できるその日まで、びぃちゃんの魂の安らかな眠りを祈り続けてゆきたいと思います。